レンタルサーバーを利用している方は必見!プロキシサーバー構築に関する豆知識を紹介

レンタルサーバーを利用している人の中には、もっと快適にインターネットを利用しつつ、セキュリティも強固にしたいと思っている方もいるのではないでしょうか。そのような人たちにおすすめしたいのがプロキシサーバーの構築です。

しかし、プロキシサーバーについて詳しく知らない方もいる事でしょう。そこで今回はプロキシサーバーの構築に関する豆知識などを詳しく紹介していきます。

プロキシサーバーとは

プロキシサーバーとは一言でいうと、インターネットへのアクセスを代行してくれるサーバーの事を指します。通常はパソコンやスマートフォンなどのモバイル端末のブラウザを介してWEBサイトへアクセスします。その後、サーバーがデータをブラウザに返すと画面上にWEBサイトが表示されるという仕組みです。

一方、プロキシサーバーを使用した場合、ブラウザで直接WEBサイトにアクセスする事はしません。プロキシサーバーが代行して目的のWEBサイトにアクセスしてデータを取得し、ブラウザにデータを送ってWEBサイトを表示させます。

アクセスログを確認する事ができたり、不必要なサイトへのアクセスを制限できるなどのメリットがあります。そのため、内部ネットワークのセキュリティを高めるという目的でプロキシサーバーを利用している企業は多いです。

プロキシサーバーを構築する際に知っておくべき機能

プロキシサーバーには、主にファイヤーウォール機能と代理アクセス機能、キャッシュ機能という3つの機能が搭載されています。これらの機能をきちんと理解しておく事で、よりセキュリティを高めて安定した通信を維持しながらレンタルサーバーを利用する事ができます。

ファイヤーウォール機能は、外部からの不正アクセスから守る機能などセキュリティに特化した機能です。内部ネットワークにおいては外部からアクセスする場合、プロキシサーバーを経由しないと接続できないような仕組みを構築する事ができます。

またプロキシサーバーを構築する事で社内からの通信を制限できるなど、社内ネットワークのセキュリティ向上に繋がります。代理アクセス機能は、内部ネットワークに接続されている複数のパソコンからのインターネットアクセスに代理で応答してくれる機能です。

企業などで複数のパソコンがインターネットの接続を行う場合、1台ごとに接続するのではなく、サーバー側でまとめて接続できるという特徴を持っています。サーバー側で1つのグローバルIPアドレスを取得するだけでインターネットの接続が可能となるので、必要以上にネットワークの資源を準備する必要がありません。

キャッシュ機能は、プロキシサーバー側にて複数のパソコンにおけるリクエスト情報をまとめてキャッシュを実施する事でトラフィックを軽減できる機能です。尚、トラフィックとは一定の時間内にネットワーク上で転送されるデータ量の事です。

キャッシュ機能には、インターネットに接続する個々のパソコンの通信を安定させるという役割があります。例えばグーグルなどで検索した結果をサーバー側で保存する事ができるため、各パソコンにおける応答結果の重複をなるべく避けるようにし通信の安定性を確保する事が可能です。

プロキシサーバー構築の際に必要な知識その1:IPアドレス

IPアドレスとはそれぞれのパソコンやサーバーに割り振られているアドレスであり、ネットワークにおける住所とも言われています。パソコン以外にもスマートフォンやタブレットといいたモバイル機器にもIPアドレスが利用されています。

近年では、テレビや冷蔵庫などの家電製品にもIPアドレスが割り当てられており、外出先からでもリモート操作によって家電製品を利用する事も可能になっています。

プロキシサーバー構築の際に必要な知識その2:プライベートIPアドレス・グローバルIPアドレス

IPアドレスは、大きく分けるとプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの2つに分けられます。プライベートIPアドレスとは、企業内や家庭内などに割り振られているIPアドレスを指します。基本的にルーターを利用してパソコンやスマートフォンなどにプライベートIPアドレスが割り当てられます。

一方、グローバルIPアドレスは、インターネットに接続する場合に利用するIPアドレスであり、パブリックIPアドレスとも呼ばれています。世界のどこから通信してもデータの送受信でミスが発生しないよう重複なく割り当てられているIPアドレスです。

そのため、インタネットサービスを利用する場合、基本的にはグローバルIPアドレスが取得されていないと通信する事はできません。

現在、IPv4と呼ばれる規格のIPアドレスが利用されています。しかし、インターネットに接続可能なグローバルIPアドレスの数が枯渇しているという背景もあり、IPv6という新しいIPアドレスの規格の注目度が高まっています。

初心者がプロキシサーバーを構築する場合、専用のソフトウェアを利用するのが良い

サーバーの構築経験がないという方は、プロキシサーバーの構築を目的としたソフトをインストールするのが良いでしょう。プロキシサーバー用のソフトは様々あいますが、代表的なものとして挙げられるのが「Squid」です。

Squidは、利用している人が最も多いと言われているプロキシサーバー構築ソフトです。キャッシュ機能のように内部ネットワークに接続されている複数台のパソコンにおけるインターネット接続をまとめて管理する事ができます。

接続可能なIPアドレスの範囲を設定したり、帯域制御といった通信速度の上限を設定する事も可能です。他にもプロキシサーバー用のソフトとしては、「Socks」や「DeleGate」などもあります。Socksは、注目度が高まっていると言われているソフトであり、一つのサーバーのみで様々なプロトコルが利用できる点が大きな特徴です。

そのため、他のレンタルサーバーも同時に利用したいとういう方にはおすすめのプロキシサーバー用ソフトと言えるでしょう。

一方、DeleGateは日本で開発された純国産のソフトです。公式のWEBサイトは英語で記載されていますが、日本語のリンクをクリックすれば日本語に切り替わります。純国産のプロキシサーバー用ソフトである事から、今後ユーザー数は増えていくとも予想されています。

昔に比べてプロキシサーバーの構築は簡単にできる!

プロキシサーバーを構築する場合、プライベートIPアドレスやグローバルIPアドレスなど、IPアドレスに関する基本的な知識を理解しておく事が大切です。またファイヤーウォール機能やキャッシュ機能など主な機能も把握しておけば、よりスムーズにプロキシサーバーを構築する事ができるでしょう。

一概には言えませんが、昔に比べるとプロキシサーバーの構築は簡単にできるよういなっており、初心者でも十分構築する事は可能です。レンタルサーバーだけではセキュリティに不安があるという方は、これを機会に専用のソフトなどを利用してプロキシサーバーを構築して見てはいかがでしょうか。